学習塾業界第4位の学研ホールディングスと5位の市進ホールディングスは2010年9月29日、業務提携に向けた協議を始めたと発表しました。
少子化でマーケットが縮小する中、小中学生向けを展開する学研と中高校生向けの市進がノウハウを相互に提供し、それぞれが小学生から大学受験まで対象を拡大し、シナジー効果を目指す。株式の持ち合いによる資本提携も視野に入れている。
業務提携に向けた協議の内容等
(1)サイエンススクール事業(株式会社学研塾ホールディングス-株式会社市進)
・学研が「科学・学習」のノウハウとコンテンツを活用して独自に開発した「学研サイエンススクール」等の従来にないエデュテイメント・コンテンツを市進に提供することにより、幼児~小学生市場の開拓を強化するとともに、学研科学コンテンツの重層的な普及を図る。
・市進学院において小学4年生を対象として実施しているサイエンススクールについて、対象学年を小1から小3まで広げ、一層の事業拡大をはかる。
(2)ウイングネット事業(株式会社学研塾ホールディングス-株式会社市進ウイングネット)
・小学生から高卒生までを対象としたインターネット映像配信によるウイングネットおよび、ベーシックウイングシリーズの提供を学研塾ホールディングスのグループ会社に提案し、高校部門など指導対象学年や科目を拡大した事業展開をはかる。
・学研塾ホールディングスの主力会社の一つである学研エデュケーショナルにおいては、その中核事業である「学研教室」(全国に約15,000教室、約420,000会員)とともに、フランチャイズ制のデジタルコンテンツを活用したICT教育方式の個別指導塾である「CAIスクール」に同ツールを提供し、高校部門の事業強化をはかる。(「CAIスクール」は全国に約300教室、約10,000会員)
(3)教材・情報誌の開発・販売事業(株式会社学研教育出版-株式会社市進綜合研究所)
・幼児~低学年市場に対する、学研教育出版等の学研グループ各社の持つ図鑑・辞典類・書籍・教材等のコンテンツや商品を活用した事業。
・両社の製作する、各種教材・受験情報誌の共同製作・販売。
(4)海外事業(株式会社学研塾ホールディングス-株式会社市進ウイングネット)
・学研がすでに取り組んでいるサイエンススクールの海外展開に加えて、市進ウイングネット及び中・高校生向けの進学塾等の海外展開等についても検討・推進していく。
・海外における、日本語教育事業の展開。
(5)語学教育事業(株式会社学研塾ホールディングス-株式会社市進)
・両社の提携先とのコラボレーションによる、映像コンテンツを活用した小学校英語教育事業の研究。
(6)講師募集等の各種業務(株式会社学研塾ホールディングス-株式会社市進ホールディングス)
・講師募集における「学生ポータルサイト」との連携をはじめとした、各種業務のコラボレーション。